古物買取の世界へようこそ
今までこのブログそしてpodcastでまずは最初に古物商の取得の仕方から始まり、
この業界について少しずつお話ししてきたわけなのですが、古物の世界には本当にいろいろな種類のものがあり、ある1部のものに特化してやっていくことも良いと思いますし、多くのものを扱うと言うことをやっても良いと思います。最初の頃に書いたように好きな分野が一番成功しやすいのは確かです。
ですがやはり仕事の基本と言うのか、価格を決めるのがこちら側のため、ある意味ぼったくり(どこまでがぼったくりなのかというのはよく分かりませんが)
をしてしまうようなそのような行き当たりばったりの仕事はして行かない方が良いと言うことです。
先日テレビで、自宅に押し掛けてくる、テレアポだったらいきなりきたりとかいろいろのようですが買取業者が
ルイヴィトンのバックを100円でまぁある意押し買いですかね
をしていたと言うことが特集されていました。自宅にはあらわれるような方は、店の住所等実在のものではなく、嘘のもので伝票も作ってしまうことができるわけで
そういったことを逆に言えば逆手にとってやっているのだと思います。
ルイヴィトンのバッグはどんなに古くても破れていても100円と言う事はさすがにありません。
しかもテレビで言っていましたが形も人気のある型のもので、私だったら最低でも1万円で買い取れるなと言うものでした。
この人は、この業者は100円で買って儲かったと思っているのでしょうか。
どう思いますか?
たとえ1万円位になるものを100円で買い取ったとして9900円儲かったとしましょう。
ですがこんな事はいつまでも続かないと思います。繰り返せばテレビやネットでももっと取り上げられるでしょうし
千円以上で買ってあげて欲しいですよね。
商売って本当にそういうところが大切で、それがわからない人はだんだんお客さんがいなくなってしまいます。どんな業界も紹介だったりリピーターだったりそういうものが非常に大事です。
遺品整理の仕事を今年になってやり始めたと言う他の業界から参入してきた人が数多くいます。
ですが、1年近く経って今の状態を見ると仕事がものすごく増えて忙しくてたまらなくなった人(会社)
それに反してほとんど仕事がなくなってしまった人(会社)
これに真っ二つに分かれたのには私自身も見ていて驚きました。
仕事をしていると隣の芝は青く見えると言うのか、
そういった気持ちだけで長続きはまずしないと思います。まず楽して儲かるなんて仕事はどこにもないですからね。
そしてやはり、お客様のことを考えて長いお付き合いを考えていくと言う商売の基本的なことをできている人とできていない人はこういったところで別れていくのです。
今仕事がなくなって困っていると言っている方は、実は私もお仕事を頼んだことがある方で
でももう頼むのは嫌だなぁと思った事がありました。
なんでも金金そして自分の利益ばかりを追求していると言うのがミエミエだったので、ドン引きしてしまいました。
すべては自分に返ってくる、それを肝に銘じてお仕事をしていってほしいと思っています。