古物商

#17 古物商にこだわる意味

この前、オンラインのエキスポに出る前日、エキスポの仲間に私のプレゼンを見ていただいていろいろ意見をいただきました。

その時に古物商と言う言葉がなじみにくいと言う意見が結構ありました。

メルカリ転売のワンランク上のお仕事です、などそういったタイトルにしたほうがもっと人が集まるんじゃないの?と言う意見もいただきました。

どう思いますか?

私はこの古物商と言う言葉にとても愛着があると言うのか
やはり古物商と言う言葉は使っていきたいのですよね。
もちろんサブタイトルで何かつけたほうがいいのかな?と思ったりはするのですが。

古物商は警察の管轄で許可証を取ってやっていくお仕事だと言うこともあるので
きちんと仕事としてやって言ってるんですよと言う意識をつけるためにもこの言葉は入れたいのかなあとも思っています。

買取ビジネスと言う言い方の方が良いのかもしれないし、リサイクルとかリユースとかそういうタイトルにした方が良いかもしれませんが、考えてしまうところですね。何か良いアドバイスはありますか?

実際この古物商の世界と言うのはかなりの古臭いしきたりの多い世界でもあります。こんなことを言うと

殴られてしまいそうですが、ベテランの古物商の方に、お前なんかまだひよっこで周りからは古物商として認めてもらってないくせに…のような事は何度も言われています。

でも、インターネットビジネスなどが多くなっている世の中でこういった業種って結構大切なんだよなぁと思うことも説教食らいながらよく思うのです。

古物商が多く集まる古物市場と言う所があるのですがそちらもやはり長い古物商の方がいろいろな意味で優先されることも多く、最近入った私たちのような人間は肩身の狭い思いをすると言うことも実際にあります。

そんな思いをしているのですがやっぱりこの伝統のある古物商の世界と言うのはこれからも大切にしていきたいと言う気持ちもあるのですよね。

質屋と言うもの自体がもう世の中に本当に少なくなって、若い人たちは知らないと思いますが、30年位前までは結構たくさんあった気もします。そしてこの質屋に助けられてきた人がものすごく多いと言うのも事実なんです。
昭和の電人と人とのつながりが強かった時代のそんな心のつながりというかそういうものは次世代にも受け継いでいきたいものの1つであると思うのですよね。

伝統と革新と言うと何かすごく大きなもののように聞こえますが、私の中ではそういった部分があるのです。

やはり、古いものを大切にしたいと言う気持ちの強い私ですから、ここは古物商と言う言葉を使っている意味をわかってくれたらいいなと思います。

 

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