古物商

#7古物にトレンドは関係ある?

あくまでも私の意見です。

流行と言うものは全く切っても切れない縁にあります。例えば今の時代ですとお財布は風水で言えば長財布と言われていた時代はもう終わりにさしかかりクレジットカードと小銭が入ればいい位の小さなタイプが若い人を中心に流行っています。とは言え今までの長財布も全く人気はないと言うわけではありません。

バックも、小さなものが流行っておりルイヴィトンのアクセサリーケースなどは、かなりの高に使っています。

世の中にはマイクロバックと言うものの流行もあるようでその辺の影響もあると思います。マイクロバッグが叶姉妹が持っていたりでインスタで話題になったりもしたようです。

トレンド、とは少し話がそれると感じる方がいるかもしれませんが

価格は、人気のあるもの、で決まりますから、購入時の価格とは比例しません。よくお客様から言われるのは「これは、買った時本当に高かったのよ!」と言う言葉です。特に買った時は高かったのに今は、ほとんどお金にならないものといえば、「着物」でしょうか・・・。大手の会社がコマーシャルをやっていたこともあり、シニアの家ではどこにでもある着物が高額で買い取ってくれるかのようなコマーシャルの影響が大きく、着物は高額で買い取ってもらえると勘違いしている方も多いのですが、正直そういったものはほとんど見たことがありません。ほんの一部です。帯は、海外でテーブルセンターで使用されたりで少し流通は着物よりはあると思いますが

なかなか困ってしまうのは

雛人形も同じですね。。。毛皮もそうですね。。。

着物が何かのリユース法が見つかり、全世界で話題になれば、高値で取引されることもあるかもしれません。誰か仕掛けて欲しいくらいです。着物は溢れていますから。

リメイクして服を作る、程度の数では全く世の中の着物の数には追いついていないんです。リメイクは手間がかかりますから、どうしても値段も高くなります。

トレンドに左右されないものとしては、
古物商の世界にはトレンドに左右されないものもあります。それは金やプラチナなどを含んだ貴金属です。金が高値になっていると言う事はもちろんありますが、こちらは流行に関係なく換金はできるものですしかし宝石等は流行があり、昔のダイヤモンドの指輪などは今はデザインが全く合わないなどと言うことがあり、その辺も金額の査定には影響してきます。

ダイヤを始めとした宝石などのカットにはトレンドはありますね。石のデザインも買います、というようなテレビのコマーシャルもありますが、実際20年〜30年前の宝石などは、明らかに古いデザインのものは、加工しなくては売れないので査定に響くと多います。

また、家に必ずある「くまの置物」やエビスさんの置物、会社創立記念の時計など、こう言うものは海外のバイヤーには購入されたりします。